建設業界 人材市場動向年次レポート 2022年
2022年の建設業界の最新雇用関連データ
(2022年1月~12月データより)
- (1)建設業の就業者数・雇用者数・新規求人数
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- 建設業の就業者数2022年1月時点475万人(前年同月比98.3%)、雇用者数は391万人(同97.5%)と、就業者数・雇用者
- 数ともに前年度同月を下回る推移となりました。2月に就業者数、雇用者数共に前年同月を上回りますが、その後3月以降
- 就業者数は7カ月連続で前年同月を下回り、雇用者数は3月~5月、9月の4カ月、前年同月比を下回る推移となりました。
- 2022年10月以降は、就業者数、雇用者数共に前年度同月を上回る推移となりました。
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- (2)建築・土木・測量技術者(建設技術者)の雇用動向
ハローワークにおける建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は2022年1月6.63倍(前年同月比0.39)から始まり、12月まで1年を通して前年同月比を上回る推移となりました。
労働需給の先行指標となる新規求人倍率は2022年5月に8.58倍(前年同月比-0.55)、6月に10.21倍(前年同月比-0.16)と下回りましたが、その他10カ月は前年同月を上回る推移となりました。、
- (3)建設・採掘の職業(建設技能工)の雇用動向
ハローワークにおける建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は2022年1月時点では5.34倍(前年同月比0.19ポイント減少)となり3月まで3カ月連続で前年同月比を下回る推移となっていましたが、4月以降12月までは前年同月比を上回る推移となりました。
労働需給の先行指標となる新規求人倍率は202年4月6.79倍(前年同月比0.68ポイント減少)、5月7.42倍(前年同月比0.33ポイント減少)、となりましたが、その他の月は前年同月比を上回る推移となりました。
<用語解説>
- 有効求人倍率: 有効求人数/有効求職者数(倍)
- 新規求人倍率:新規求人数/新規求職者数 (倍)
※「新規求人」とは、その月に受け付けた求人をいい、前月から未充足のまま繰り越された求人と新規求人との合計を「有効求人」という。 - 充足率: (就職件数/新規求人数)× 100 (%)
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