建設業界 人材市場動向年次レポート 2023年
2023年の建設業界の最新雇用関連データ
(2023年1月~12月データより)
- (1)建設業の就業者数・雇用者数・新規求人数
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- 建設業の就業者数2023年1月時点483万人(前年同月比101.7%)、雇用者数は395万人(同101.0%)と、就業者数・雇用者数ともに前年度同月を上回る推移となりました。3月、4月、10月、11月は就業者数、雇用者数共に前年同月比を下回って推移となっていましたが2023年12月時点には就業者数481万人(前年同月比101.7%)、雇用者数は395万人(同101.0%)と前年度同月を上回る推移となりました。
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(2)建築・土木・測量技術者(建設技術者)の雇用動向
ハローワークにおける建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は2023年9月6.64倍(前年同月比-0.04)、2023年11月7.03倍(前年同月比-0.07)とマイナスの推移となりました。
労働需給の先行指標となる新規求人倍率は2023年1年間横ばい状態で、1月、3月、7月、10月は前年同月を下回る推移となりました。
有効求人数は2023年2月60,929人(前年同月比100%)となりましたが、1年通して前年同月比を下回る推移となりました。
新規求人数は、2月、5月、8月、11月の4か月は前年同月を上回る推移となりました。(3)建設・採掘の職業(建設技能工)の雇用動向
ハローワークにおける建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は2023年1月時点では5.90倍(前年同月比0.56ポイント増加)となり同年11月まで前年同月比を上回る推移となっていましたが、12月時点では6.21倍と前年同月比0.04ポイント減少する結果となりました。
労働需給の先行指標となる新規求人倍率は4月6.91倍(前年同月比0.01ポイント減少)、7月9.15倍(前年同月比0.16ポイント減少)、10月9.01倍(前年同月比0.62ポイント減少)、11月9.09倍(前年同月比0.5ポイント減少)となり、その他の月は前年同月比を上回る推移となりました。
有効求人数は12カ月連続で前年同月比を下回る推移となりました。
新規求人数は2月39,157人(前年同月比101%)、5月37,613人(前年同月比100%)、12月37,707人(前年同月比100%)となりましたが、その他の月は前年同月を下回る結果となりました。充足率は1年通して6%に満たない推移となり、設技能工を採用することは困難な1年となりました。
<用語解説>
- 有効求人倍率: 有効求人数/有効求職者数(倍)
- 新規求人倍率:新規求人数/新規求職者数 (倍)
※「新規求人」とは、その月に受け付けた求人をいい、前月から未充足のまま繰り越された求人と新規求人との合計を「有効求人」という。 - 充足率: (就職件数/新規求人数)× 100 (%)
\グラフ・表つきの完全版/
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