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建設業界 人材市場動向年次レポート 2023年

作成者: 編集部|Dec 17, 2025 4:23:20 AM

2023年の建設業界の最新雇用関連データ

(2023年1月~12月データより)

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  • (1)建設業の就業者数・雇用者数・新規求人数
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    •  建設業の就業者数20231月時点483万人(前年同月比101.7)、雇用者数は395万人(同101.0)と、就業者数・雇用者数ともに前年度同月を上回る推移となりました。3月、4月、10月、11月は就業者数、雇用者数共に前年同月比を下回って推移となっていましたが2023年12月時点には就業者数481万人(前年同月比101.7)、雇用者数は395万人(同101.0)と前年度同月を上回る推移となりました。 
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    (2)建築・土木・測量技術者(建設技術者)の雇用動向

    ハローワークにおける建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は202396.64倍(前年同月比-0.04)、2023117.03倍(前年同月比-0.07)とマイナスの推移となりました。

    労働需給の先行指標となる新規求人倍率は20231年間横ばい状態で、1月、3月、7月、10月は前年同月を下回る推移となりました。

    有効求人数は2023260,929人(前年同月比100%)となりましたが、1年通して前年同月比を下回る推移となりました。
    新規求人数は、2月、5月、8月、11月の4か月は前年同月を上回る推移となりました。 



    (3)建設・採掘の職業(建設技能工)の雇用動向

    ハローワークにおける建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は20231月時点では5.90倍(前年同月比0.56ポイント増加)となり同年11月まで前年同月比を上回る推移となっていましたが、12月時点では6.21倍と前年同月比0.04ポイント減少する結果となりました。

    労働需給の先行指標となる新規求人倍率は46.91倍(前年同月比0.01ポイント減少)、79.15倍(前年同月比0.16ポイント減少)、109.01倍(前年同月比0.62ポイント減少)、119.09倍(前年同月比0.5ポイント減少)となり、その他の月は前年同月比を上回る推移となりました。

    有効求人数は12カ月連続で前年同月比を下回る推移となりました。
    新規求人数は239,157人(前年同月比101%)、537,613人(前年同月比100%)、1237,707人(前年同月比100%)となりましたが、その他の月は前年同月を下回る結果となりました。

    充足率は1年通して6%に満たない推移となり、設技能工を採用することは困難な1年となりました

     

    <用語解説>

    1. 有効求人倍率: 有効求人数/有効求職者数(倍)
    2.  新規求人倍率:新規求人数/新規求職者数 (倍)
      「新規求人」とは、その月に受け付けた求人をいい、前月から未充足のまま繰り越された求人と新規求人との合計を「有効求人」という。
    3. 充足率: (就職件数/新規求人数)× 100 (%)

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