建設業の就業者数は498万人(前年同月比103.5%)、雇用者数は414万人(同105.3%)と、直近1年間は前年同月を下回ることが多かったですが、ともに前年同月を上回りました。
公共職業安定所(ハローワーク)における建設業の新規求人数は68,305人(前年同月比101.6%)と前年同月を若干上回りました。ここ1年間、前年同月比を下回る月が多く、需要は落ち着きつつあります。
ハローワークにおける建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は6.26倍(前年同月比0)となり、ここ1年間、大きな変化はない状況です。
労働需給の先行指標となる新規求人倍率はここ1年間横ばい状態で、前年同月を下回る月も多くあり、前年同月10.92倍(前年同月より0.76ポイント減少)となりました。
有効求人数は前年同月比102%となり、4月以降、前年同月比はやや上昇傾向です。
新規求人数は同100%と増加の勢いは鈍化傾向であり建設技術者の需要はやや落ち着きつつあります。
充足率は前年同月より0.17ポイント増加して3%となりました。
ハローワークで建設技術者を採用することは依然として困難な状況が続いています。
ハローワークにおける建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は8.84倍(前年同月比0.49ポイント減少)となり、ここ1年間、横ばい状態となっています、
労働需給の先行指標となる新規求人倍率は5.54倍(前年同月比0.1ポイント上昇)となり、こちらもほぼ横ばい状態です。
有効求人数は前年同月比102%となり、2カ月連続で前年同月から微増となっています。
新規求人数も同102%と前年同月から微増、建設技能工への求人意欲の高まりはやや落ち着いてきています。
充足率は前年同月より0.41ポイント低下して4.91%となり、ハローワークで建設技能工を採用することは困難な状況が続いています。
<用語解説>